花より団子もとい団子よりお酒

 今週のお題「お花見」ということですが、みなさんは今年お花見行きますか?

 私は今の職業についてからはほとんど行っていません。3月4月はまさに仕事がピークを迎えるので、いつも気づくと桜は散っているのです(笑)職種柄そんな感じなので、普段は飲み会とかもやってもみんな集まるような割と仲の良い部署ですが、一度も桜の下で宴会をしたことが無いのです。あぁ決算が12月とかにずれればなぁ。。。

 さて、タイトルにも書きましたが、花より団子とは良く言ったものですが、こと花見に関しては団子よりも酒かなと。そもそも私が花見をするようになったのは、大学に入ってお酒を飲むようになってからでした。それまでは、まぁ桜と言えば入学や卒業の頃に、ヒラヒラと舞い散っているやつ的な印象で、ゆっくりとその風情を楽しむことはあまりしたことがありませんでした。

 大学時代は金は無いけど暇はあったので、良く友人たちと発泡酒や呑や大五郎なんかを買ってきては大学近くの河原の桜の木の下で酒を飲みました。

 最初のうちは落ちてきた桜の花びらをコップに入れたりして楽しんでいましたが、最終的にはただの飲み会となって桜どころではなかった気がします。たぶん何だかんだ理由をつけて酒を飲みたかっただけだったなと、今になって気づきました。

 でも実際この考えは間違っているのだろうか?そもそも昔の人も同じような考えで、酒を飲むための口実の一つとして考え出した行事なのかもしれない(と思いたい)。それであれば私は先人の意志を汲んで正しい行いをしてきたのだ。うん。

 ただ、そんな私でも桜の儚さにはやはり心を擽られる(本当ですよ!)。だって普通花は枯れ果てる運命なのに、桜の花ときたら枯れる前に散るのだから。綺麗なうちに散りゆく花びらを眺めながらそんな風情を感じることができるようになった私。年を取るということはこういうことなのかな。そうであればそれもまた良しですね。

 今年は冬寒かったし、3日前の雪でまた桜の蕾が引き締まり例年よりピンク色の綺麗な花が咲くとか。隙を見て見に行こうかなぁ~。